■FBXファイルを素材登録する方法■

FBXファイルはドラッグ&ドロップでも使えますが、もっと便利に使うためには?

Clip Studio Paint で3DデータのFBX形式ファイルを使いやすくする方法です。


たまにClip Studio Paint から3Dデータを登録されている方を見かけますが、

あれはレイヤーを登録しているだけで、

3Dデータそのものを登録できていないのでまちがいなのです。


FBXファイルはドラッグ&ドロップでも使えますが、

Clip Studio Modeler(無料版)で、素材登録すればもっと便利に使えます。


ぶっちゃけ登録方法がとてもわかりにくいんです。

下記解説の順番通りにやればできます。



簡単に箇条書きにすると

  1. Clip Studio Modeler(無料版) をインストール
  2. 起動後「3Dオブジェクトを作成」で開始
  3. 「オブジェクト構成」の「ノード」を選択
  4. 画面下の「ファイルから追加」
  5. FBXファイルを選択し、「表示」メニューで「ライティング」「輪郭線」などチェック
  6. 「オブジェクト情報」のサムネイルをクリックして撮影。名前をクリックして名前を付ける。
  7. 上部メニュー「ファイル」内の「新規素材として登録」
  8. Clip Studio Paint を確認して完了。



もっとわかりやすい画像付きの解説は下記に。



■FBXファイルを素材登録する方法■


  1. Clip Studio Modeler(モデラー)(無料版)」をダウンロード & インストール。

  2. Modelerを起動し、新規「3Dオブジェクトを作成」する。



  3. 「オブジェクト構成」の「ノード」をクリック。



  4. 画面下の方にある「ファイルから追加」をクリック。



  5. 用意してあるFBXファイルを選択します。



    これは無料配布している ■3D洗濯洗剤セット■ ですね。


  6. 対応しているファイル形式は「CSMF」「FBX」「6KT」「6KH」「LWO」「LWS」「OBJ」の7種類です。



    が、Modelerで開くことができるファイル形式はこれ以外に、Modeler専用のファイル形式である「CSMO」と、Clip Studio Paint でも開くことができる「CS3O」形式があります。

  7. ファイルが開くと画面中央にこんな感じで小さく表示されます。


    これだと見づらいので、


  8. 上部メニュー「表示」の「ライティング」と「輪郭線」にチェックを入れます。



    こうなります。

    ※このボトルはキャラに持たせやすいようにグリップ部に回転軸を設定してありますので、

    Modelerで開いた時にこの位置に表示されるのは正しいです。


    ※Modeler上で視点を動かす方法はちょっと特殊です。


    ■ズームイン・アウト = スペースキー + マウス右クリック

    ■視点回転 = スペースキー + マウス左クリック

  9. 素材登録のためのサムネイル画像を撮影します。クリックします。



    ※サムネイル撮影用の画面上ではマウスだけで操作できます。


  10. 名前欄もクリックして変更できます。わかりやすい名前を付けます。



    これで素材登録の準備完了です。

  11. 上部メニューの「ファイル」の中の「新規素材として登録」を実行します。



  12. 「素材保存先」はClip Studio Paint で表示されるフォルダです。使いやすい場所に保存します。



    フォルダはClip Studio Paint 上で、自分で作ることもできます。

  13. Clip Studio Paint を起動して確認してみます。



    素材登録完了です。これで使いやすくなりました。




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