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1行目の1文字を空ける。インデント、字下げ。
text-indent: 1em;
1emと指定すれば1文字だが、px、ex、%、mmなど他の単位も指定できるので「text-indent」が必ずしも1文字下げになるとはかぎらない。
<P>や<div>などでくくられたテキストの最初の1文字目だけが影響を受ける。
ただし、単位には-(マイナス)も使用できるので、必ずしも「字下げ」になるとは限らない。(この行だけ頭が飛び出しているのはその例である)
(字下げ、というのは少し前まで日本語はタテ書きが基本だったので「下げ」と呼ばれているが、最近ではほとんどが横書きになってしまっているので、正しく合致しない名称と思う人もいるかもしれない。更に最近では「字下げをすること」そのものに違和感を覚えてこれを嫌う人も増えてきている。)
- emとは:そのサイトページで指定されているfont-sizeが基礎(1em)とされて、それをもとに大きさを決定される単位。ただし親の文字サイズが常に基礎になるので、16pxの2emの0.5emの0.5emの1emは、結果として8pxとなる。emは常に上階層(親)からの複利計算されたサイズになる。
- exとは:小文字「x」の高さを基礎(1ex)とされる単位。
- pxとは:見ている側のモニタ解像度によって違う。72dpiのモニタだと72pxは2.54cmの大きさで表示され、96dpiのモニタだと96pxが2.54cmの大きさで表示されることになる。
- remとは:emの複利計算されてしまうことを排除した単位。「rootのem」という意味。
htmlで指定されたpxサイズが1remとして子要素や孫要素すべてに適用される。指定されていない場合は16pxが基礎サイズとなっている。